インフレか 2021 6 13

「二重のインフレ要因」
 アメリカの長期金利(国債10年)は先週、1.454%となり、
おそらく1.6%前後に分厚い壁があって上昇できなかったのか、
長期国債が買い進まれて金利が低下したのかわかりませんが、
いずれにせよ長期金利の急上昇はないかもしれません。
グラフ(チャート)の形を見れば、そう見えます。
 しかし、インフレがないかと言えば、そうは言えないでしょう。
長期金利は、インフレの先行指標かもしれませんが、
今回は、長期金利の動向でインフレを判断できません。
 アメリカは、GDPに対して「個人消費」の比率が高い国なので、
コロナ後に消費活動が盛り上がるかもしれません。
つまり、需要が引っ張る形のインフレはあるでしょう。
 最近は、原材料費のコスト高を聞きます。
こうなると、コストが押し上げる形のインフレがあるでしょう。
 バイデン政権の経済スタッフは、どのように考えているのでしょうか。
コロナ禍におけるインフレ傾向は対応が難しいかもしれません。


































































































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